イメージングにはないアファメーションの利点と、願望実現以外のアファメーションの役割
アンチメソッドシステムではアファメーションよりもイメージングを重視しますが、一方でアファメーションにはないアファメーションの役割も認めています。
イメージや感情は自分の自由にならないことも多いが、言葉は必ず自分の自由になる
これはアファメーション実践者で最も有名な199氏がアファメーションを選んだ理由です。
イメージをありありと思い浮かべるには高いイマジネーション力が必要です、イマジネーションの力が弱かったり、実現可能性への強い否定観念があったり、当該願望についての視聴覚的材料・知識材料が不足していると、リアリティの高いイメージができなかったりします。
またネガティブな感情が邪魔をして、叶ったイメージ、ポジティブなイメージを思い浮かべることができない人もいます
それに比べるとアファメーションはただ言葉で唱えるだけなので、誰にでもいつでも簡単に実践できます。繰り返し唱え続ければ少なからず効果もあります。
イメージングがうまくできない人はアファメーションに切り替える、あるいはイメージングと併用するいう選択肢があります。(アンチメソッドシステムでは併用を推奨しています。)
アファメーションは願望の掘り下げに役立つ
心から叶えたい願望と唱えるアファメーションの内容に齟齬があると、唱える回数が増えていくにつれ、違和感を覚えるようになります。
最もしっくりくるアファメーションの文言を選ぶうちに、実践者は自然と自分の願望を掘り下げ、自分の真の願望をはっきりさせる効果があります。
この効果はイメージングよりもアファメーションの方が容易に得ることができます。
アファメーションを繰り返しながら願望を掘り下げて、願望が充分に明確になったらイメージングに切り替えるという実践スタイルもあります。